「鉄分」を意識した食生活をスタートせざるをえなくなりました。婦人科でお話を聞くにつれ、鉄分は重要な栄養成分だと分かりました。
ビタミンやミネラルと言った栄養素は、なじみがありましたが鉄分(亜鉛)が枯渇しているとは・・・。
鉄分の補給を続けると、pmsやpmddの症状が改善する女性、多いそうです。食事から鉄分を摂ることが難しい場合は鉄分のサプリメントでもいいそうですよ。
亜鉛のサプリメント、どういうものを選んだらいいですか?と聞いたら、「病院でも処方はできますけど、コンビニでも売っているようなものでも十分です」と言われました。
dhcやファンケルなどの鉄分サプリ、コンビニでも売っていますよね。食事で十分に摂れないことが多い鉄分。補助的にサプリメントを使うのはいいですよとのことでした。
鉄分が不足すると
「鉄分が不足すると貧血になる」くらいの知識しかありませんでしたが、鉄不足が起こす症状はpms、pmddに大きな影響を及ぼします。
とくに、pmddが強くでやすいタイプは、鉄分不足(=隠れ貧血)の可能性大!クリニックで「血清フェリチン値」検査をしてもらうとはっきりします。
めまいや立ち眩みなどを経験してないからと言って、貧血でないというわけではありません。鉄不足の症状は多岐に渡るため、分かりやすい症状がなくても実は貧血だったということも。
pms・pmddに大切な鉄。鉄不足は肌や冷え性、むくみにも大きく関係しています。肌の弾力やハリがなくなり、たるみがち。シミやしわができやすいなどの症状も。
また、手足がいつも冷たいなどの慢性的な冷え性も鉄を摂取することで改善することも多いそうです。
鉄分不足で起こりやすい症状
- めまい
- 疲れやすい、慢性疲労
- 肩こり、首コリ
- 冷え
- 風邪をひきやすい
- 動悸がする
- 集中力の低下
- 憂うつな気分
- 神経過敏
- イライラする、キレやすい
- 食欲が低下する
- のどがつまる感じがする、嚥下障害
- 硬いもの(氷、せんべい、鉛筆など)を噛みたくなる
- しみやアザができやすい
- 髪が抜けやすい、髪にコシがない
- 脚がむずむずする
- 脚がつりやすい
- 爪が白い、扁平化、柔らかい、割れやすい、縦線が入る、凸凹
鉄不足を改善するには
鉄不足を改善するには、毎日の鉄摂取が基本!
鉄は「一度減りすぎると増えにくい」「継続して補給しないとすぐに減ってしまう」という特徴がある栄養素。摂り溜めがきかない栄養素なんですね。
とくに「貯蔵鉄」と言われる「鉄の保存庫」の鉄分も少なくなっている場合は、毎日コツコツと摂取する以外、方法がないそうです。
1日の鉄の所要量目安は、10~12mg。ただし、この目安量を食事だけでは摂るのが難しい。また、カラダに吸収されにくい栄養素のため、サプリメントなどの健康食品を組み合わせて上手に摂取するのが一番負担がありません。
鉄分を薬で補う治療法もあるそうですが、おすすめはしませんとのことでした。鉄を含む薬剤は副作用が強く、吐き気や胃の痛み、不快感を伴うことが多いそうです。まずは食事療法とサプリメントなどの健康食品で様子を見ましょうとのことでした。
鉄分 サプリや飲み物を購入
クリニックの帰り、コンビニでさっそく鉄分 サプリを購入しました。「DHCのマルチミネラル 鉄・亜鉛」と雪印めぐライフの「プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト」
コンビニも良く見ると、鉄分補給をうたっている飲み物やサプリメントがありますね。
また、スーパーでも鉄分が多い食材を中心に買い物をするようになりました。
レバーやひじき、お味噌、きくらげ、貝類、卵(黄身)、納豆、油あげ、ココアなども鉄分が多いんですよ。食材を見ると、和食を中心に献立を作っていけば良さそうな気がします。
効果的に鉄を補給するには
吸収率の低い鉄。摂取しても8%くらいしか体内に吸収されないんですって。でも、鉄と一緒にビタミンCや有機酸(リンゴ酸)を摂ると、吸収率が高くなります。
なかなか食事の組み合わせを考えるのは簡単ではありませんが、大切なのは毎日の鉄分摂取。それに慣れてきたら、いかに効率的に鉄を摂取するために、手軽な方法を見つけることですね。生活や気持ちに負担のかからない方法を見つけたいです。