『霧社事件』を映画化した台湾映画【セデック・バレ】
やっと2部まで観終わりました。ただいま、amazonプライム対象作品。
1部・2部と合わせると4時間以上になる超大作映画【セデック・バレ】。2部は戦闘シーンが続き、もう少しカットして短くしてもいいのでは?と思いましたが、ウェイ・ダーション監督の熱量の高さを感じた映画でした。
セデックバレ あらすじ
日本が台湾を統治していた時代に起きた『霧社事件』
台湾原住民である霧社セデック族・マヘボ社の頭目 モーナ・ルダオを中心に6つの社(集落)が武装蜂起した抗日運動のお話です。
第一部
第一部は長い間、日本軍によって抑圧されてきたセデック族が立ち上がり、日本人を襲撃するところまでのお話です。
舞台は霧社公学校で開催される運動会。運動会に参加する子供をはじめ、その保護者たち134人の日本人全員が虐殺されます。
また、地の利を生かした攻撃をしかけるセデック族。日本人駐在所も次々と襲撃し、もともと自分たちが暮らしていた土地を奪い返します。
第二部
原住民の武装蜂起を知った日本軍。戦闘機も出動し、軍総出で鎮圧に躍起になります。
セデック族の女性たちは自決。また、戦いを挑んだ男たちも日本軍に捉えられるよりも自決の道を選びます。
プライドを持って戦うことで虹の橋を渡り、堂々と先祖に会えるという観念を持っているセデック族。映画のタイトル【セデック・バレ】とは【真の男】という意味です。
戦いのシーンが多い映画ですが、セデック族が暮らす森、部族に伝わる唄の美しさなどが印象的な映画でもあります。
キャストにびっくり!ディーンフジオカも出てる
セデック族の俳優さんや衣装に目が行きがちですが、いろいろな俳優さんが出演している【セデック・バレ】
ディーンフジオカさんに安藤政信さん。ビビアン・スーも!彼女は日本の着物を着ているので、最初は気づきませんでした。
また、河原さぶさん、河西健司さん、松本実さん、チコちゃんことキム兄も!戦いのシーンが多いですが、こんな俳優さんが出てる!という面白さもありました。