ホルモン剤を処方してもらってましたが、先月からpmsに効果的な漢方「加味逍遥散(かみしょうようさん)」に切り替わりました。
ホルモン剤もpmsに効果的で、生理前の不快な症状があまり気にならず、ふだん通りの生活が送れましたが、更年期症状も気になる年齢のため、漢方に切り替えた方が閉経に向けてソフトランディングできるとの先生の判断でした。
いままで飲んでいたホルモン剤は副作用も心配ないとのことでしたが、自分的にもホルモン剤より漢方薬の方がよりカラダに優しく作用して、長く飲んでも大丈夫なような気がしたので、「加味逍遥散」に切り替えてみることに。
ただし、いくら漢方の方が西洋薬よりも優しいとはいえ、体質に合わないこともあるし、吐き気などを伴うこともあるので、まずは2週間試してみるように言われました。
pmsの漢方!加味逍遥散とは
pmsに効果的な漢方はいくつかありますが、加味逍遥散はこんな方にとくに向いている漢方です。
- 体力中等度以下・またはあまり体力がない
- イライラや不安など精神神経症状がある
- 便秘傾向
- のぼせ・めまい
- 肩こり・腰痛
- 疲れやすい
- 更年期障害
- 不眠症
- 冷え症
- むくみ
- 月経不順・月経困難
- 血の道症(月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状)
加味逍遥散 効果
pmsや更年期に効果的な漢方 加味逍遙散は、「気」を全身にめぐらせるとともに、不足している「血(けつ)」を補うことで、体のバランスを整えてくれるもの。また自律神経を調整し、イライラやのぼせ、不安感を鎮めて、血行も促進してくれる働きがあります。
加味逍遥散 pms 飲み方
基本的な漢方薬の飲み方は、食前または食間に1日3包(朝・昼・夜)飲みます。空腹時に飲むのが大切です。
ただし飲み忘れた場合は、食後でも構わないので飲んで下さいとのことでした。とにかく1日3包を毎日、続けることが大切なようです。
以前に飲んでいたホルモン剤は、生理前のある期間だけ飲んでましたが、加味逍遥散は生理前、生理中、生理後と時期は関係なく、毎日飲みます。
加味逍遥散 効果がでるまでどれくらい?
ホルモン剤のように即効性は期待できない加味逍遥散。加味逍遥散に限らず、漢方薬は飲んですぐ効果がでるものではありません。
また、「加味逍遥散をどれくらいの期間飲んだらpmsが軽くなるか」も人によって様々。先生も一概には言えないけれど、半年を目安に飲むくらいの気持ちでいて下さいとのことでした。
早い場合は1~2か月くらいで効き目を感じることもあるようですが、平均すると4~6か月くらいが目安なようです。
わたしの場合、まずは加味逍遥散だけを飲んでみて、それでもpmsの症状がひどければ、生理前だけホルモン剤を併用しましょうとのお話でした。
pmsの漢方薬!加味逍遥散を飲んだ感想
加味逍遥散をはじめて飲んだ日は「飲みにくい」と思いました。いままでホルモン剤が錠剤だったので、顆粒タイプのお薬に慣れていなかったのもあります。また漢方独特の香りもあるので、余計に飲みにくさを感じました。
ただし、「加味逍遥散が合わない場合、吐き気を催す場合もある」と病院で言われましたが、そういった症状はまったくなかったのでよかったです。
また、1日3回を食前に飲むのに最初のうちは慣れませんでした。ホルモン剤は1日2回、朝と夜、食後の服用だったので、つい飲むのを忘れてしまったことも。ただし、飲み忘れた場合も気づいたときに飲めば大丈夫と言われていたので、そのうち食前、1日3回の服用にも慣れてきました。
加味逍遥散のpms 効果としては、地味に効いているのでしょうか?やはりホルモン剤のように、すぐに症状が安定するものではありません。でもひどく症状も出ないので、このまま加味逍遥散で様子を見ているところです。
pmsの漢方はツムラなど市販でも買える
pms 漢方 病院で処方されたので保険も効き安く買えましたが、ドラッグストアや薬局、ネットでも手軽に購入することができます。漢方でよく知られた製薬会社「クラシエ」「ツムラ」でも取扱があります。
ツムラやクラシエの公式サイトにも、pmsに効果的な漢方や、それぞれの症状に合う漢方が紹介されています。自分の症状と照らし合わせてどの漢方薬にすればいいか判断できますが、判断に迷うときなどは出来れば病院や薬剤師、漢方専門のお店などで相談されるとより安心ですね。
生理前症候群には食生活も注意!
生理前はとくにですが、普段の食生活にも気をつけるようにしています。サジージュースを飲んで食事では摂りにくい複数の栄養素も摂るようにしていますし、食材選びも意識するようになりました。
大豆・黒きくらげ・山いも・かぼちゃ・えび・にら・くこ・海藻類・アーモンド・くるみ・ドライフルーツなどの食材を積極的に取るようにしています。
カラダを冷やさないようにすること、代謝を上げる努力もかかしません。本当に辛いときは別ですが、エレベーターを使わず階段を使うようにして運動不足を補っています。