30代のころは、生理前にお腹が重かったり、頭痛がひどくなったり・・・。多少のPMS(ピーエムエス)生理前症候群?と思うようなこともありました。
でも、アスピリンや薬を飲めば仕事もできるし、生活に不都合は感じませんでした。でも40代になるとそうはいかなくなりました(*_*;
しかも、pmsがスタートするのもだんだん早くなっている!以前は生理前の3日前くらいから、お腹や胸のハリ、むくみ、便秘などが起こることが多かったのに、年齢が高くなるにつれてpmsが始まる時期が早くなってきました。
しかも、カラダだけでなく精神面での影響が大きくでるようになりました。
いつもイライラ、気が短く怒りっぽい・・・。
ふだんは気にならない家族の言葉にも反応して(なぜ反応するのかも自分で分からない)八つ当たり。大きな声で反論したり、ケンカをふっかけてみたり。
頭も重く、思考力ゼロ。感情だけがぐるぐるとカラダを駆けめぐって、汗びっしょり。カラダに力が入らず、へなへなと床に座り込んでしまいました。
自分でも初めての状態に驚きと焦りと恐怖を感じましたが、見上げたときの「ギョッと」した主人の顔を見たときに、初めて我に返った私。この状態、普通じゃない。「生理前だから仕方ない」というレベルを超えてると自覚しました。
主人のあんな顔を初めて見て、自分の発言のひどさに後悔。怒りのあとは涙が止まらなくなり、その日はお手洗いに行く以外、横になったまま何もすることができませんでした。
食事の支度もせず、お風呂にも入らず(汗びっしょりで臭かったのに)、ただ横になって「どうなってるんだろう」と恐怖と家族への申し訳なさでいっぱい。
もう手に負えない。病院に行こうと決め、翌日、婦人科に足を運びました。
レディースクリニックでカウンセリング
クリニックについたら検尿。診察室に呼ばれました。
先生と問診をしながら、生理前の行動や気持ちの変化、生理が終わったときの状態などいろんなことをヒアリングされました。
やさしい先生ですぐに緊張も解け、素直に自分の状態を話すことができました。
生理前の集中力のなさ、やるきの低下、暴言、すぐに眠くなること(目は覚めていても横になりたくなる)、家事や仕事を放棄したくなる、トイレ以外は横になってダラダラしてたい、そんなことを正直に話していたら「そういうことは普通にありますよ」。気にしないで、他の女性にも起こることだから、だらけているとか怠惰だとか思う必要はありませんとのこと。
ただ昨日のように急に汗をかいて、ぐったりするというのはホットフラッシュも考えられるので、血液検査をして更年期症状がでていないかを確かめてみましょうと提案されました。
更年期症状も採血である程度、分かるんですね。40代半ば。年齢的にもホルモンバランスの変化が大きい年齢だと、漠然と自分でも感じていたので、採血で更年期のことまで分かるのならとお願いしました。
生理前に気をつけること
血液検査の結果が分かるのは約1週間後。その間、生理が始まるまでの間が不安で、どういうふうに過ごせばいいかを先生に聞いたら、
- まずは自分を責めないこと
- カラダが発している症状はあなたに分かってほしくて出しているのだから、無視しないこと
- リラックスすること
と言われました。
家族にも話をして家事の分担をしてもらう、仕事を休んでも咎めないなどPMSを理解してもらう必要もありますとのこと。ご主人とよく話しをしてくださいとも言われました。
また、実用的なことで言えば、(血液検査の結果が出ていないので一般的にという前提でした)
- 食事の栄養バランスをよくすること
- 規則正しい生活スタイルを心がける
- 軽い運動を習慣にする
- 太陽の光に当たる(日光浴)
- 就寝前にテレビやパソコンなど電磁波を出すものを見ない
食事に関しては日本人女性は全般的に鉄分が不足している傾向が高いので、生理前から生理中はとくに意識して鉄分を摂取するようにしてくださいとのことでした。食事から十分な量をとるのが難しい場合は、サプリでも構いませんとのこと。
また、仕事が事務作業のため、下半身がむくみやすく、体質的にも冷え性なので、こまめに歩いたり、ストレッチをするようにも言われました。そして、できるだけ太陽光を浴びるのも大切だそうです。
ここまで生理前の症状がひどくなったのですから、タダでは起きません!カラダと心の健康に注意して、pmsを克服とまではいかないまでも、軽くなるように改善したい!もっと楽に生理前の時間を過ごせるようにしたい!
レディースクリニックの先生から教わったことや、自分の体の変化などを今後も記録していきます。