45歳。更年期やらpmsがひどくなる年齢ですが、生理初日の夜に急に脚がむずむずしてきました!じっとしていられないほど脚がむずむず。
脚をイスの上に上げてみたり、歩いてみたり、さすってみたり、水をかけてみたりしても一向にむずむずが消えません。
夜も眠れずにパニック状態に。家族に付き添ってもらい夜中に近所の公園へ。グルグルと公園をひたすら歩いて回ります。(歩くと少しむずむずが緩和するような気がするんです)。でも、脚のむずむずが治らない!
どうしよう???と思っているうちに息苦しくなり、パニック状態に。。救急病院へ駈け込もうか迷いましたが、なんとか気持ちを落ち着かせて朝が来るのを待ちました。夜が明ける頃には、脚のむずむずは消えました!
でも、また脚がむずむずするのではないかという恐怖が大きくて、精神状態が不安定に。
寒いのに部屋の窓を開けて、外の空気を吸うというおかしな行動を何度も繰り返す結果に。外の空気(風)を感じると気持ちが少し落ち着くのです。窓を開けて、空気を吸ってという行動を何度も繰り返し、夜が明けました。
婦人科で話をするとpmsが原因の不安症と判断されました。また、血液検査の結果を見ると鉄分値がとても低く、鉄不足が今回の症状を引き起こした可能性が高いと言われました。
もともと、pmsの時期はネガティブ思考に陥るタイプ。思考回路が暗くて、悪い方に悪い方に考えが巡るタイプなので、脚がむずむずするという初めての経験で、不安が爆発。パニック状態に陥って、外の空気を吸わないと窒息してしまいそうな感覚に陥ったのではないかというお話でした。
この、脚がむずむずする感覚、初めてでしたが悩んでいる方、少なくないんですって。「むずむず脚症候群」という名前があるんですよ。
むずむず脚症候群とは
脚が痛いわけでもないのですが、脚が絶えずむずむずするのは本当に不快。下肢静止不能症候群(かしせいしふのうしょうこうぐん)と言うこともあるそうです。英語ではレストレスレッグ症候群(restless leg syndrome,RLS)
小さな虫が脚をはいずりまわっているような何とも言えない気持ち悪さ。初めて経験しましたが、10人に1人の割合で経験している人がいるというから、苦しんでいる方が少なくないのですね。わたしのように生理中に感じる方、妊娠を機に発症した方などいろいろです。
しかもやっかいなのが、はっきりした原因がいまだ分かっていないということ。
ただし、私のように鉄分の不足による代謝の異常によって起こることは多々あるそうです。
たったひとつの栄養素が不足するだけで、そんなに重大な症状を起こすなんてことあるのかしら?と先生に聞いてみたら、どの栄養素が欠乏しても問題ですが、あなたの場合は鉄分が不足すると、もうカラカラです、とはっきり言われてしまいました。そんなに鉄分が不足していたの?正直、鉄分なんて栄養素のことを考えたことすらなかったので衝撃でした。
pms 対策 私の場合
血液検査の結果やむずむず脚症候群、また不安症が強く出たことなどを総合して対処方法が決まりました。
まずは、食事療法。鉄分を意識して摂取すること。サプリメントでもいいので、鉄分を毎日摂ること。また、pmsの症状がひどいことから黄体ホルモン療法に取り組むことになりました。
こうなったら先生を信じて取り組んでいくしかないですね。まだ月経とは付き合っていかなければいけませんし、これから本格的な更年期の時期に突入するので、pms 改善をきっかけに生活スタイルなどを見直していかなければいけません。
また、pmsの症状が出る人には性格的な特徴もあるとのこと。リラックスすることを怠けていると思わずに、ゆっくりした時間を意識して持つことも大切と言われました。
「几帳面で細かいところが気になる性格でないですか?」と先生から問診のときに聞かれましたが、その通り! 変なところで几帳面で融通が利かない。計画通りに何事も進めたい性格で、計画が遅れたりするのがすごくイヤなんですよね。そういう自分を許すことも覚えないといけませんとのことでした。
pms 症状が重くなりがちなタイプ
pmsの傾向が強くでやすいタイプには特徴があるそうです。気楽に構えて、あまり考え込まないイージーゴーイングタイプの方が、pmsで苦しむことがないそうですよ。
- 几帳面
- 完璧主義
- きれい好き
- 律儀
- 真面目
- 自分に厳しい
- 自我が強い
- 執着心が強い
- 負けず嫌い
- こだわりが強い
- ふだんは自己主張しない
- 我慢しやすい
- 感情をあまり表に出さない
- 生理に対する嫌悪感がある
- 慢性的な冷え性
- いつもカラダが重い、疲れが取れない
- 頭痛や不眠のことが多い
- 自律神経系のバランスが悪い
- 生活習慣が不規則
- 依存心が強い(人間関係・アルコール・食べ物など)
- 嗜好品の量が多い(タバコ・コーヒー・アルコール・甘いもの)
該当する項目が多いほど要注意。とくに嗜好品の摂取量が多い人は、pmsの傾向が高いそうです。
わたしの場合は、朝から夕食まではコーヒー、夜はアルコール。そして小腹が空いたり、とくにお腹が空いてなくてもチョコレート(海外のあま~いチョコレートが大好き)をペロッと食べてしまうので、嗜好品の量はかなり多い。反省ですね。