更年期のホルモン治療。
前回、処方された「プレマリン錠」を約2週間飲んでみました。副作用もなく、精神的にも安定。クリスマスや年末の人混み、飲み会など人が多く集まる場所でも不安を感じることなく、無事に過ごすことができました。デパートやレストランなどで普通に過ごせたのは久しぶりです。
また、不安感のほかにも体力的にも少し変化が。以前のように、寝込むようなぐったりした疲れを感じることが少なくなり、食欲も少し出てきたような気がします。それに、ひどい関節痛もほとんどありません。
今日の診察では「このまま続けてみましょう。そして、更年期症状が軽くなってきたら漢方に切り替えたり、より量の少ないホルモン剤に切り替えてみましょうね」とのことでした。
更年期のホルモン補充はいつまで続けるの？
更年期と言われる、45歳～55歳の約10年。この10年の間、ずっとホルモン補充療法を続けるの？いつまで治療が続くのでしょうか？
ホルモン療法をはじめて、調子がよくなっていますが長い間、お薬には頼りたくありません。先生に伺ってみると、「更年期と言われる期間、絶えずお薬を飲む必要はありません。ホルモン剤はお守り的に考えてみて下さい」とのことでした。
「いま飲んでいる「プレマリン錠」も、体調やココロの様子を見て、しんどい時に飲んだらいいですよ」とのことでした。必ずしも毎日飲まなければいけないものではないそうです。飲むのを止めて、また調子が悪ければ再開すればいいそうです。
更年期の治療が約10年間、ずっと続くという訳ではないんですね。ふだんの生活に支障をきたすほどの症状が出たときだけ、ホルモン療法や漢方でサポートします。
更年期でなくても、日によって体調や気分にムラはあるもの。あまり神経質にならず、様子を見ながらホルモン療法を続けましょうとのことでした。
更年期ホルモン治療の副作用について
更年期のホルモン補充療法を5年以上続けた場合、ガンなどの症状が出ることもあると言われています。ただし、これもドクターによって見解が分かれているそうで、心配ないというドクターもいるとのこと。
いま、お世話になっている先生は、「1件でもガンのリスクが高くなったという症例があるならば、それを無視はできません」と話されていました。そのため、長期間にわたってのホルモン療法は控えたほうがいいと考えられているようです。
ただし、ホルモン療法によるリスクも、そんなに心配することはないとも言われていたので、あまり神経質になる必要もないようです。
もちろん、定期的に検査は必要です。がん検診などは、ホルモン療法をしていなくても毎年、受診した方がいいですよね。
また、わたしの場合は、「ホルモン治療で筋腫が少し大きくなる可能性があるかもしれないので、こまめに診察しましょうね」とのことでした。でも、手術をしなくてはいけないようなことにはならないと思いますとも言われたのでホッとしました。
また、「ホルモン療法をすると太るのは本当ですか？」と伺ったら、「そんなことないですよ」と笑われていました。
更年期のホルモン療法で気をつけるのは定期的な検診。そして、経血の量。経血の量が多いときは、すぐに連絡してくださいと言われました。
更年期のホルモン療法の費用は？
「プレマリン錠」を続けることになり、今回は1か月分処方されました。
費用は診療代などを含め、600円程度でした。保険も適用されるので思ったより安かったです。もちろん、ホルモン療法も種類がいろいろあるため、療法によっても費用は変わると思います。詳しい費用はクリニックで先生に伺ってみるといいですね。
「エクオール」をはじめ「命の母」など、更年期女性のためのサプリメントやお薬、ドラッグストアや通販でもたくさん販売されています。
病院にかかるほどではない更年期症状の場合は、サプリメントなどを利用してもいいかもしれません。
ただし、更年期症状が重い場合や更年期の初期の段階はクリニックに行ってみる方が安心。カラダの変化もよく分かり、今後の治療方針、気をつける点がはっきりします。
また、保険が適用されるので、【40代・50代女性のためのサプリメント】を購入するよりも、クリニックの方が費用も安いことも少なくありません。