植物の香りがもたらすリラックス効果。自宅や職場でも利用して、ふとした不安感を消し去ったり、鎮めたりと毎日の生活に取り入れています。
とくに生理10日前くらいから、pmddの症状が出始めるのでこの時期は気を使います。あまり神経質になるのもよくないですが、できるだけ心とカラダの両方に負担がかからないように、スケジュールも調整するようにしています。
ニールズヤードに足を運んだのがきっかけで、いろいろなグッズがあることも知りました。
おもしろいと思ったのが、バッチフラワーレメディ(Bach Flower Remedies)という自然療法。pmsやpmdd、更年期対策として利用している方もいるそうです。
バッチフラワーレメディとは
バッチフラワーレメディは、1930年代に英国の医師エドワード・バッチ博士が開発した、 心や感情のバランスを取り戻すための自然療法のこと。
いろいろな不調の原因は「マイナス感情」「思考の癖」と関係すると発見したバッチ博士。人の感情や性格の癖を38種類に分類して、それぞれの感情に作用する38種類の植物を発見したそうです。
薬ではないので病気や症状が治るのではなく、感情に作用することで、気持ちが安定したり、落ち着くことで病気がよい方向に向かったりというお手伝いをしてくれる自然療法のことなんです。
「心とカラダはつながってる」のだから、精神面のバランスが良くなれば、カラダも良い方向へ向かっていくという考えなのですね。
人の生命力(バイタルフォース)に働きかけて自然治癒力を引き出し、心身を癒すという考えの自然療法です。
バッチフラワーレメディ 原料は?
植物の力を借りて気持ちを安定させる、ポジティブにさせるという自然療法のバッチフラワーレメディ。
いったい何で出来ているかというと、「花のエネルギーが転写された水」。花のエネルギーが瓶に詰められてるというもの。
アロマやエッセンシャルオイルのように、花や植物の香りではなくて「植物のエネルギー」で出来ているんですって!(だからいい香りもまったくしません)
植物のエネルギーだから科学的な根拠もないのだそうです!でも、自分と似た症状を持つ植物のエネルギーを取り込むと、気持ちを和らげる、改善していくという「同種療法」の自然療法なんです。
不思議ですよね。ニールズヤードでお話を伺ったときも、いちばん理解しづらく、店員さんにかなり質問をしてしまいました。赤ちゃんにもペット、お花や観葉植物にも使っていいですよと言われ、ますます??
欧米ではよく知られた自然療法
バッチフラワーレメディ、日本ではあまりなじみがないように思いますが(私は全く知りませんでした)、欧米では生活に密着した自然療法だそうです。薬局や空港、駅など普通にいろいろな場所で買えるんですって。
ポーテンシー(希釈率)が高いものだと、医師の診断と処方箋が必要だそうです。当たり前に受け入れられているのですね。実際、60ヶ国以上の国で医師や看護士、獣医師などが使用。医学として認められているから保険が適用されている国もあるそうです。
実際、イギリス王室のお医者さんは自然療法(ホメオパシー)のドクターなんだそうですよ。また、バッチ博士のバッチフラワーレメディはイギリス発祥ですが、ドイツでも200年ほど前に「ホメオパシー」という「同種療法」が誕生し、市民の生活に定着しているんですって。
病院でも自分で薬(西洋薬)かレメディにするか選ぶことができるそうですよ。『薬にする? それともレメディにする?』と尋ねられるそうです。
フラワーエッセンスは本当に効果あるの?
ニールズヤードでは「ヒーリングハーブ フラワーエッセンス」という名前で販売されているレメディ。ところで本当に効果あるの?と思いませんか?
店員さんに率直に伺ってみました。店員さんも率直で「人によります。分からない方もいると思います」とのこと。また、「うさんくさい、怪しい」と最初から思っている人は、効かないことが多いですと微笑んでました。
「ただ薬だけに頼らず、自分でも症状を軽くしたい、何とかしたいと思ってこちらに来て下さるようなお客様は変化を感じ取られる方が多いのも事実です」とのことでした。
自分と同じ症状のお花のエネルギーを取り込む自然療法。バッチフラワーレメディの効果は、感情面でゆるやかに変化していくことが多いそうです。
お薬と違って症状がすぐに治まるものではないので、実際のところ気持ちの変化に気づかずにいて、しばらくして「そういえば不安を感じなくなった、イライラしなくなってる」など、ふと気づく方も多いそうですよ。
- 今まで気になっていた症状を忘れていた
- 視野が広がった
- なんとなく調子がよく、気持ちが穏やか
- フラワーエッセンスのこと自体を忘れている
などの変化があれば、フラワーエッセンスの効果があったということなのでしょうね。
バッチフラワーレメディの飲み方
バッチフラワーレメディ 使用法ですが目安として1日4回、1回につき2~4滴を30mlの飲み物と混ぜて飲みます。
1回2~4滴、1日4回以上を3週間くらい続けても変化を感じないときには、別のレメディを試してみてもいいそうです。もちろん、同じものを利用しても構いません。
万が一、自分の症状と合ってないものを飲んだとしても、変化がないだけで副作用や、別の作用が出たりすることはないので心配いらないそうですよ。
ニールズヤードの店員さんにいろいろ質問していると、「本当のことを言うとあまり神経質にならず自由に飲んでいいですよ」とのこと。「わたしも調子がいまいちだと感じるときや、気持ちが落ち着かないときは、しょっちゅう好きなドリンクに入れて飲んでます」と言われてました。
ボトルから直接、舌の下に数滴落としてもいいし、どんな飲み物と混ぜても大丈夫とのことです。薬ではないから自由に自分なりの取り込みやすい方法で利用するという感じでしょうか。
アルコールやカフェインでもいいの?と聞いてみたらOKなんだそうです!ハーブティーやお水のほかに、コーヒー、紅茶、緑茶、ジュース、お味噌汁など食事に入れても大丈夫なんですって。熱い飲み物と混ぜてもエネルギーが消えることもないんですって。
ただし、フラワーエッセンスを入れてから沸騰させるとエネルギーが消えてしまうのだとか。直接、舌の下に垂らすか、出来上がった飲みもの、食べ物に数滴たらすのがいいですね。
バッチフラワーレメディの保存方法
開封したバッチフラワーレメディ、常温保存でOKだそうです。冷蔵庫で保管するのかと思ってました。ただし保管に関しては気を付けたいことがいくつかあります。
- 直射日光が当たらないようにする(冷暗所に保存)
- ボトルを横にしない(なるべくでいいそうです)
- 電磁波を避ける
- 香りの強いものの近くは避ける
小さなボトルに入っているバッチフラワーレメディ。携帯しておいて、気になるときに飲んだりする場合もありますよね。そんなときには携帯電話の電磁波に注意。電磁波を避けるために缶やポーチなどに入れるなどして携帯します。
レメディもいろいろ
ニールズヤードではフラワーエッセンスが液体になってますが、小さな砂糖玉になっているものもあるそうです。種類も大きさも色々なんですって。飴玉みたいになっているレメディの場合は、舌の下で溶かしてお花のエッセンスを取り入れるそうです。
植物やお花の力を借りる自然療法。種類やグッズもいろいろあります。何か自分に合いそうなものがあったり、ピンっとくるようなものがあれば取り入れてみるのもいいですね。